本日、野村謙二郎の「退任」が発表されました。と、いいますが実際は5年契約だった、ということは事情通ならだれもが知る事実です。既に2年前の「中国新聞」に記事が出ていますし幣ブログでも紹介してます。
ノムケン続投は「出来レース」と「中国新聞」が認定。そして本人は辞めたいが松田元オーナーが辞めさせてくれないということも昨年シーズンオフの「中国新聞」に記事が出ていました。それが今回、アッサリ辞任が了承されたということは、やはり松田元にとっての収入源だったCS地元開催を逃したことによる「懲罰」という意味合いが大きいのでしょう。しかも地元最終戦で敗れて3位が確定した直後の辞任申入れですので実際は「解任」です。
さてノムケンがカープ球団史上、稀に見る「愚将」であることは幣ブログでも論じました。
野村謙二郎が「愚将」であるこれだけの理由。「中国新聞」による「ノムケン礼賛キャンペーン」を一刀両断。では新監督になれば全てが良くなるのでしょうか。全くそうは思いません。新監督は噂されている通り、緒方孝市の可能性が高いと思われますが、そもそも新監督がどの程度の権限を持っていて、何よりフロントに対してどの程度、意見を言えるのかが問題です。
つまりフロントに対してモノが言える人物であり、またフロントが(つまりは松田元ですが)それ相応の権限を新監督に与えなければ何も良くなりません。監督の首を切っても抜本的な組織改革が無ければそれは「トカゲのしっぽ切り」に過ぎず、真の球団改革は出来ません。
実務を球団社長又は球団代表に一任している他球団と違い、カープはオーナーである松田元が取締役社長として経営の全権限を握っていますが、そう簡単に権限を委譲するとは思えません。経営改革がない限りはカープの球団改革は不可能です。
追記地元テレビ局はあれほどノムケン批判の声が多い事実を完全に黙殺し、本日のニュースにてノムケン賛美のニュースを流し続けています。例としてNHK広島ニュースを紹介します。
野村監督今シーズン限りで辞任(NHK広島)ノムケンを称賛する市民の声ばかり流していますね。このように地元メディアはカープ球団の提灯持ちニュースしか作りません。松田元独裁体制は揺るがないでしょうから来年以降のカープは暗いですね。



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