あっさりとカープが敗退し先週金曜にジャイアンツの優勝が決まったセ・リーグとは裏腹にパ・リーグの方は昨夜、ようやくホークスのサヨナラ勝ちにより優勝が決定しました。今年のパ・リーグ、壮絶な優勝争いでした。何しろホークスには一度も優勝マジックが点灯せず、バファローズには一度は優勝マジックが点灯して逆転優勝の可能性すら起きましたから。
昨日の胴上げを見ていて思いましたが、勝ったホークスには一体感を感じました。優勝後はオーナーまでグラウンドに出てバンザイしていましたが何か、ファンから選手、監督、経営者に至るまで一体感を感じました。これが本当に強くてなお且つファンに愛されるチームの姿なのでしょう。
そして敗れたバファローズですが泣き伏せる選手らの姿を見て「敗者の美学」のようなものを感じました。見ていて素直に「よくやった」と感じました。それだけ今年のバファローズの躍進とここまでの大健闘は称賛に値します。何しろ昨年まで5年連続Bクラスで昨年の5位からの大躍進でしたから。
じゃあカープは?
負け方が余りにもあっけなく、「敗者の美学」などと言うものは、これっぽちも感じません。確かに選手はよく頑張りました。しかし見ていてとても一体感など感じません。何しろ監督自体が敗けたら選手に責任転嫁、言い訳ばかりで5年間成長せず何とか勝ち越しというザマです。
そして経営者。優勝を目指そうという気概など感じられません。せいぜい2位に入ってCSを地元開催して金を稼ごうとか、そんなことしか頭にありません。そういえば今年のカープ、観客動員数は史上最高を更新したそうです。5日の巨人戦もチケット完売ですから190万人突破は間違いなしです。
松田元は儲かってさぞかし大喜びでしょう。そして来年以降もチーム強化の投資などせず8月まで優勝争いだけしてくれればいい、というのが本音なのでしょう。これではカープはいつまでも優勝出来ません。



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