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10年前から減り続けている選手年俸と球界の「広島化」

昨日28日、毎年恒例の日本プロ野球選手会による選手会所属選手の年俸総額が発表されました。それによりますと今年の12球団の選手年俸総額は267億7303万円で3年連続ダウンとなっています。

中国新聞20140429
しかしながらこれはこの2、3年の話ではありません。実は10年前から減り続けています。以下は毎年、新聞紙上に発表される選手年俸額を基に管理人が集計したものです。
(注:2009年は『週刊ベースボール』編集部の集計。1985年~1988年及び1993年は『週刊ベースボール』選手名鑑より管理人が独自集計)。

12球団選手年俸推移

これを見ますと2004年までは一貫して年俸額は増加し続けていました。FA制度導入前の1993年から2004年にかけては148億7900万円から285億7千万円と約2倍に増えています。ところが所謂、球界再編問題が2004年に発生して以降、減少に転じ2007年には過去最低の264億円3千万円まで減少します。その後、上昇に転じ2011年には過去最高の288億円5千万円まで増えますが翌年から再び減り始めます。

念のため言いますと選手会は1人当たりの平均年俸を重視しますが管理人は年俸総額を基準にしてます。

次に下はセパ両リーグの各球団の選手年俸総額の推移です。

セ・リーグ選手年俸推移

パ・リーグ選手年俸額推移

これを見ますとやはり2004年を境に各球団とも減少または現状維持に転じていることが分かります。巨人ですら年によっては大幅削減しています。阪神とソフトバンクは2004年以降も増やしてましたがやはり年によって増減しています。言い換えればどの球団も年俸抑制⇒黒字優先に舵を切っているということです。因みにカープは2002年以降は全く増えていません。

何故こうなったのでしょうか。よくプロ野球の経営は「親会社が赤字を補填する」と言われてきました。ところが2000年に企業には連結会計(連結決算)が導入されました。これにより連結会社つまり子会社の収支も親会社と一体化して処理することになりました。この結果、子会社であるプロ野球の赤字が出るとモロに数字に出ることになったのです。

更に親会社自体が儲からなくなってます。球団を消滅させた近鉄は勿論、ダイエーがいい例です。この結果、各親会社とも球団の赤字を広告宣伝費として処理するメリットが殆んど無くなり、黒字経営優先の「広島カープ化」が進行していることが年俸額から裏付けれられています。

下はプロ野球10球団の決算公告です。

プロ野球10球団賃借対照表

これによると半分の球団(広島、阪神、ソフトバンク、西武、日本ハム)は単年度黒字、残りの球団も横浜の1億2千万円が最高で残りは数千万円程度の赤字に止まっています。楽天などは僅か54万円の赤字ですから今年はマー君(田中将大投手)のMLB移籍に伴う移籍金20億円が入る予定なので黒字に転換することでしょう。

よく「カープは親会社がないから赤字は出せない」と言われますが、それも昔の話で多くの親会社は赤字補填するメリットはほとんど無くなっています。

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Author:sakochi2634
小学4年生だった1983年からずっとカープファンですが最近のカープは褒めると負けるので極力、褒めません。貶すとたまに勝ちます。最近はサンフレッチェやアンジュヴィオレも見てます。

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