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「清貧球団カープ」の俗論を徹底検証する2~「新球場で試合経費が1試合平均6千万円も増加」の真偽

先日の記事に対して、こんなクレームが来たので全文掲載します。

【つまり「累積黒字が記載10球団中トップ3なのでカープは金持ち球団だ」との主張でしょうか。
だとしたら黒字額がカープを下回っているソフトバンクやロッテ、そして赤字計上の楽天やオリックスは皆カープよりも貧乏球団だと云う事になりますが、そんな訳はありませんよね。
これらの球団の殆どは親会社の広告費、又はオーナーのポケットマネーに拠って運営されているので、極端な話(実の所そんなでも無い)赤字計上されたとしても然程痛くも痒くも無いのに対し、親会社を持たないカープの場合は黒字が絶対必須、と云うこの独立採算球団としての置かれた立場に大きな違いがあります。
30数億円と言う累計黒字額は球団経営をする上で、果してそれ程に大きな金額なのでしょうか。

例えば仮に来季カープが優勝したとします。
そうすれば当然ながらこれ迄万年Bクラスのチーム成績を理由に低く抑えられて来た選手の年棒(12球団中11位)も当然他球団並みに上げてやらなければならなくなります。
そして連覇でもしようものなら、恐らくその時点でそれ迄漸く蓄えてきた累積資金もそろそろ底が見えて来る筈です。
そうなればカープ球団は黒字維持の為、年棒抑制策を練り、逆に思う様に年棒が上がらない事に不満を持つ選手側からの移籍希望も出て、一気にチームは弱体化の道を辿るでしょうね。
これが個人商店的球団の悲哀、実情です。
12球団中位以上の選手総年棒を維持しながら毎年優勝争いをするチームであり続けることが出来て初めて健全なる球団運営と言える筈。
それが事実上不可能なカープはやはり清貧球団と言わざるを得ないと思うのですが、如何でしょうか。 】


⇒憶測じゃなく、キチンとした資料を調べてから言えよ、って話。それなら各球団の売上と経費の資料を探し出して比較してみなさい。利益剰余金とは株主配当や役員報酬を差し引いた額だということを繰り返し強調します。

「カープは親会社がないから金がない」
とはカルトファンが好んで用いる論法ですが、マツダはカープ球団の株式の34パーセントを保有してますから(平成17年9月30日広島市議会本会議より)完全に独立しているというのは厳密には間違いです。他球団と違って親会社の子会社という形態をとってないだけの話です。

じゃあ松田家はボランティアでカープ球団を保有しているのか。そんな訳がない。松田家はカープ球団以外にもアストロメディア、みずま工房、カルピオなど様々な会社を所有していたり松田オーナーなどは広島テレビの取締役も務めるなど他企業の株式を多数、保有していたり役員報酬もあります。独立採算性とか言う前に、松田家の財産や事業収入も含めて全部調べろよ、って話です。

親会社があると言ったって昨今の厳しい経済状況で、しかも株式会社かつ大企業は株主や労働組合に対する説明責任もあります。親会社があるから湯水の如く金を投入できるというのは完全なる間違いであり、無知を公言するようなものです。30億円じゃ少ないというなら、じゃあ何億円あれば十分なのか、ちゃんと証明しなさい。

大体、優勝したら金がかかるから優勝しないほうがいいとか、完全に松田元の忠実な僕ですよ。だから松田元支持の多数派カープファンはカルト信者だというんです。

以前の記事にも書きましたがFA流出選手はカープが7人に対し、西武ライオンズは13人で毎年のように選手が流出しています。しかしながらライオンズが毎年のように優勝争いに参加しているのは選手の育成能力が優れているからであって、カープもそうすればいいだけの話。カープは「育成球団」を名乗りながら実際には育成する意思も能力も欠けてます。

そもそも「優勝したら金がかかるから負けろ」とか完全なる「八百長行為」ですよ。プロ野球の冒涜。こんな輩にスポーツを語る資格なし。ハッキリ言ってプロスポーツの発展に邪魔になるだけでけがわらしい。


さてカープが新球場に移転して以来、売り上げは大幅に伸びました。例えば旧市民球場時代は年平均60億円程度だったのが移転後は平均100億円前後です。しかしながら黒字額は何故か2~3億円程度にとどまっています。1)

これについて松田元オーナーは広島市民球場運営協議会に於いて
「警備費用や試合経費増加のため」

と述べています。2)

しかしながら例の如く、漠然とした物言いだけで具体的説明はありません。この説明だと新球場移転後、1試合平均の警備費用は6千万円増加したことになります。年間売り上げが40億円増加、マツダスタジアムでの公式戦が年平均70試合前後であることを考えると、そのくらいになります。

1試合当たりの試合経費が旧球場から新球場に移転してどの程度増加したのか、警備員や球団スタッフをどの程度、増やしたのか、詳細な説明は何一つありません。

広島市議会で新球場建設問題が議論された際には、カープ球団関係者が出席してカープ球団の営業報告書を基に球団経費などを詳細に説明しています。3)
が、肝心の新球場が出来てからは、そういう説明は一切ありません。

何故、具体的説明がないのでしょうか。理由は簡単で株主配当や役員報酬など、公表出来ない名目で分配している疑いが極めて濃厚だからです。

昨年、『マツダ商店はなぜ赤字にならないのか?』が出版された直後、予想通りバッシングが起きましたが、そういう人に限って実際にカープ球団及び松田一族の金の流れについて何一つ、自分で調べ物をしてないんですね。幣ブログにクレーム付けて来た信者もそうですが、恐らく松田一族の別動隊でしょう。

最後に新球場オープンの際、広島市とカープ球団との間で

「新広島市民球場の管理に関する基本協定書」

というのが締結されています。

この協定書28条

「乙(カープ球団)は、別紙4の様式の事業報告書に収支決算書を添えて、毎年度終了後30日以内に甲(広島市)に提出し、甲の承認を得なければならない」

と記されています。まだ入手しておりませんが、広島市公文書館に行けば市民でなくても誰でも開示請求が出来ます。これを見ればカープ球団の金の流れが、かなり分かるはずです。

何度も言いますがカープ球団を擁護したり批判者に文句を言うのであれば上記の資料などをキチンと読んでから言うように強く要求します。

1)広島市民球場運営協議会(広島市)各年度資料より
2)第1回広島市民球場運営協議会会議要旨6ページ
3)平成17年8月9日広島市議会都市活性化対策特別委員会

【参考資料】
・広島市民球場運営協議会(広島市)
・平成17年8月9日広島市議会都市活性化対策特別委員会

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Author:sakochi2634
小学4年生だった1983年からずっとカープファンですが最近のカープは褒めると負けるので極力、褒めません。貶すとたまに勝ちます。最近はサンフレッチェやアンジュヴィオレも見てます。

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