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市民球場跡地にサッカー場建設を訴える前に知るべきこと(1)

広島市中心部にサッカー場建設を訴える声は以前からあります。最近もサンフレッチェのサポーターズ・カンファレンスで本谷球団社長が

専用スタジアムの件については、サンフレッチェ広島後援会、広島県サッカー協会、サンフレッチェ広島の三者でスタジアム建設について協議をしており、今後、行政窓口担当と協議を進める予定です。決して後退しているわけではなく、松井市長になって半歩くらい進んだ状況です。

と発言しております。


一方、広島市民球場跡地の問題も市議会や検討委員会で議論中ですが、まとまった案が出来そうにない状況です。

以上の問題については幣ブログにて何度も論じて参りました。

さて私は、「広島市の諸問題解決のためには球場跡地にはサッカー場」という立場を貫いていますが、それは次のような問題があるからです。

サッカー場建設を訴える前に、まずはこのような問題があることを広島市民に知らせるべきだと考えます。以下は私が関係者に配布する資料として作成した物からの抜粋です。


===================================================
広島市民球場跡地問題を考える上で取り組むべき問題
~広島県及び広島市の「二重行政」を始めとする諸問題を考える~

はじめに

広島市民球場跡地(以下、球場跡地)利用問題については以前から「サッカー専用スタジアム」及び「多目的スタジアム」等、スポーツ施設建設を求める声は広島市民の中に多くある。
しかし、いきなりスタジアム建設を主張しても反対又は抵抗が多いことは、過去の経験上明らかである。
そこで、まずは広島県及び広島市(以下、県と市)に現在ある問題を洗い出し、その解決を訴えるという方法をとるべきである。
さらにスタジアム建設の際には財政という問題が圧し掛かってくるが、県と市の財政状況についても正しく知ることが必要である。
また、球場跡地問題を契機として住民参加及び議会・役所・住民による双方向の対話システムを導入し定着させる必要もある。



その1. スポーツ分野に於ける「県と市の『二重行政』問題」

A.  現在、広島市内にはいくつもの屋外スポーツ施設が存在し、県と市が別々に所有している。

           広島県所有             広島市所有

野球場      広島県総合グラウンド野球場      マツダスタジアム   
陸上競技場    広島スタジアム            広島ビッグアーチ
ラグビー場    広島県総合グラウンドラグビー場    広域公園第二球技場


このうち、野球場については「プロ野球=広島市」、「アマチュア野球=広島県」という住み分けが出来ているが、その他のスポーツについては、タブっているケースが目立つ。

さらにサッカーの試合に関しては専用場がないため、ビッグアーチ、広域公園第一球技場、広島スタジアムと、3か所に分かれて開催されている。


B. スポーツ施設の維持費について

広島市所有「広島広域公園」及び広島県所有「広島県総合グラウンド」はいずれも維持費が利用料収入を上回るという「赤字状態」が続いている。

             管理維持費     利用料収入
広島広域公園       3憶8289万円     1億5265万円

広島県総合グラウンド   7676万円       1486万円


注1:出展は県と市のホームページより。数値はいずれも平成22年度決算。
注2:広島広域公園には4430万円のコンサート収入があった。
注3:広島県総合グラウンドには別にコカ・コーラウエストより年間500万円の命名権料が入る。


C. 広島広域公園の利用率(平成20~22年度、単位は%)

               20年度    21年度    22年度 
ビッグアーチ全体       35.2      35.2     45.3   
ビッグアーチ(芝生)       68.3      73.0     90.1
  ビッグアーチ(トラック)   24.9      24.1     27.2
  第一球技場         71.8     85.0      81.3
  第二球技場         48.3     60.8      64.1
  テニスコート        68.1     67.8      63.1

ビッグアーチ全体では利用率は向上しているが陸上トラックは依然として30%を下回っている。

参考1:(省略)

参考2:広島県内にはプロ野球開催可能球場は5か所あるが(マツダ、呉、福山、三次、尾道)、J1リーグ戦開催可能サッカー場は存在しない。また、中国地方全体でもJ1開催可能サッカー場は鳥取バードスタジアムのみである。


D. 球場跡地問題での県及び市の協力を推進する必要性

:「二重行政」解消に向けた県及び市合同研究会発足(2月14日)
:中央公園内には県及び市の施設が両方存在する(例:広島県立体育館、広島市立中央図書館など)ため両者の調整が不可欠である。
:球場跡地は県庁の目の前に存在する。そして広島市内中心部の衰退:空洞化は県にとっても痛手であり重大問題である。

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(続く)


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広島のグランドデザイン

 今の市長と県知事は中央官庁出身同士と言う共通点もありますし、対話も重ねて二重行政解消についても話し合っていますし、その流れで市民球場跡地問題も絡めたスポーツ施設の重複整理に取り組んで欲しいですね。 平和運動にしか興味の無かった元市長は市民球場の強引な解体・公園化、そして西飛行場を無理にでも維持して中心部再開発の課題を矮小化して早々と終わらせたかったのでしょうけど市長交代で本来やらなければ行けなかった問題が動き出した感じかと。

 私自身はサッカー場建設による市内中心部への(公共交通機関による)人出の流入で経済的利益があると書き続けてサポーター層よりむしろサッカーに無関心な層を巻き込む方向で活動しています。 色々な立場の人がそれぞれの場所で活動して広島市と県全体を良い方向へ動かして行ければと思っています。
プロフィール

sakochi2634

Author:sakochi2634
小学4年生だった1983年からずっとカープファンですが最近のカープは褒めると負けるので極力、褒めません。貶すとたまに勝ちます。最近はサンフレッチェやアンジュヴィオレも見てます。

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