スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「中国新聞」の正しい読み方。

広島市に松井一実市長が誕生してから半年。広島市には市民球場跡地利用問題を始め、問題が山積しております。

さて昨日21日の「中国新聞」にこんな記事が載っておりました。


001.jpg


これ、読んでいて「ギャグですか?」と思いました。過去12年間のいきさつ、即ち秋葉市長時代の広島市政と中国新聞の関係を知っている人ならば、皮肉としか思えないし、失笑せざるを得ないでしょう。

新聞が権力を批判する、これは当然のことです。ならば「中国新聞」は広島に於いて、その役割を果たして来たのか?答えは明確にノーです。

「中国新聞」は秋葉市政に於いて「広島市宣伝広報紙」と化していました。これは後で詳しく書きます。

確かに松井市長は官僚出身ですよ。しかし中央官僚出身の自治体首長なんて、どこにでもいます。湯崎英彦・広島県知事もそうですよね。

大体、この記事、基本的な認識不足です。松井市長は厚生労働省(旧労働省出身)の官僚です。数年ほどロンドンの日本大使館で勤務したことはあるようですが。日本の官僚組織というのは完全な縦割り組織で組織が違うと何の関係もありません。

身近な例で考えてみれば分かりますが、ハローワークと税務署は何の関係もありません。日本の外交政策を立案するのは外務省ですが、厚生労働省は社会保障政策や労働政策を立案する場所であり、厚労省の官僚が外務省に支配されることはありません。「中国新聞」は池上彰先生の本でも読んで勉強するべきではないでしょうか。

念のため言うと、私は市長選挙の際は松井市長ではなく別の人を応援していました。

さて「中国新聞」の本音ですが、要するに松井市長が霞が関の官僚出身だから(ついでに言うと自民党だから)批判したいわけです。しかし、市長にしろ地方議員にしろ、選挙に当選すれば権力者なんですよね。

つまり、民間出身だろうが革新政党だろうが一旦選挙に当選すれば「権力者」であり、メディアが監視するのは義務です。しかし「中国新聞」は、それを放棄しているわけです。

記者個人がどんな考えを持とうと運動に参加しようとそれは自由ですが、それは自分のブログやツイッターで行なえばいいことです。新聞社は民間企業とはいえ公共機関と言ってもいい団体です。自分たちの主義主張や運動のために利用することは厳重に慎むべきです。

よく「中国新聞」は松井市長になってから、この記事にしろ、球場問題にしろ議論しろ詩論しろと書きます。しかし市政の問題について殆ど書いてこなかったのは、「中国新聞」自身です。

例えば、現在、広島市には90トン以上に上る大量の折鶴の保管が問題になっています。これは「世界中から送られてきた折鶴を永久保存する」といった、前市長時代の「平和行政偏重市政」の弊害ですが、それについて「中国新聞」は批判することはありません。

「平和、平和」というのなら、球場問題にしても秋葉市長が「平和を祈る場所にする」といって、戦後復興の象徴であった市民球場を市民の意見を聞くことなく、そして跡地利用計画が何一つ決まらないままに解体を強行したことが原因です。そして、それを支持したのは他に「中国新聞」です。

更に言うならば、球場問題が発生した根本的な原因は、最初は「広島市内にサッカー場を建設する(2003年の市長選挙)」と言って、サッカースタジアム推進プロジェクトまで発足させておきながら、手のひらを返したように「市民球場は広場にする」、と言った行き当たりばったりで場当たり的でその場しのぎの市政にあります。

「中国新聞」はこういうことを批判することは絶対ありません。また市民からは球場跡地利用について様々な提案が出ていますが、こういうことを伝えることはありません。

言論機関がこのような「ダブルスタンダード」を堂々と続けていれば、いずれは市民から猛烈なバッシングに遭うことでしょう。いや既に始まっていますが。

追記

さて先日16日、旧日本銀行広島支店に於きまして広島アイデアコンペというのが開かれました。

P2011_1016_165758.jpg

その中で平岡敬・元広島市長は「『平和で飯が食えるのか?』という問いかけに対しても答える必要がある」と話してました。これ、誰かに対する最大限の皮肉だと思います。


-----------------------------------------------------------

にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村 サッカーブログ サンフレッチェ広島へ
スポンサーサイト

テーマ : 広島
ジャンル : 地域情報

コメントの投稿

非公開コメント

御用新聞

 今の松井市長は就任早々に五輪招致や空港問題など秋葉時代のやり方を(支持母体・自民党の意向もあって)次々と変えていますが、それが秋葉を支持して来た中国新聞には気に入らないのでしょうね。

 ただ中国新聞の中にも秋葉が平和運動ばかりやって広島にほとんど居なかった事を市議会で叩かれたのを記事に掲載した記者も居りましたし、商工会議所には市役所の天下りが多いと暴露した記事も載ったりしましたので”良心”もわずかながら残っているかも。


 今日の新聞各紙をチェックしましたが市民球場の跡地利用再検討委員会の初会合に付いてはどこの記事も似た様な感じです。 観光バス駐車場にしてくれとか、子供の遊べる広場にしてくれとか言う意見が出たとありましたが、何故かサッカーの”サ”の字もありませんでした。


 今はネットもあるので安易な情報操作は出来ない時代ですし政治家もマスコミも変わらないといけないですよね。

検討委員会について

>風早徹さん

月曜にあった検討委員会の傍聴に行って参りました。
サッカー場どころかスポーツ施設を求める意見は一つも出んかったですね。何か、いいにくい雰囲気を感じましたね。

あと、松井市長は、やはり「中国新聞」の論調を気にしているのではないかと思います。ですから球場問題でも思い切ったことを言えないのではないかと。

プロフィール

sakochi2634

Author:sakochi2634
小学4年生だった1983年からずっとカープファンですが最近のカープは褒めると負けるので極力、褒めません。貶すとたまに勝ちます。最近はサンフレッチェやアンジュヴィオレも見てます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
フリーエリア
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。