野村謙二郎とマーティー・ブラウン、監督としての違い。
カープは今年もBクラスで14年連続Bクラスが決定しましたがノムケンこと野村謙二郎監督の続投はほぼ確定的です。
一方、阪神タイガースの真弓明信監督はBクラスなら解任決定だそうです。また巨人の方も、Bクラスならコーチ陣は大粛清と、渡辺恒雄会長が吠えています。そして今年も戦力外通告の季節到来で、カープは5人の投手が戦力外通告を受けました(菊地原は育成選手として再契約予定)。
神宮球場で緊急調査「真弓解任」虎党は9割賛成(MSN産経)
巨人・渡辺会長「Bクラスなら大粛清(MSN産経)
戦力外の36歳・菊地原 育成で“再出発” (スポニチ)
阪神ファンというより大阪人は「金払うとるから」という理由で野次るのを当たり前と考えます。そういう風潮もありますが、プロなら結果が出なければ首を切られるのは当然のこと。故に腹をくくってやるのは当然です。
しかるに我らがカープのノムケンはどうか。腹をくくっているとは思えんわけです。昨年はチーム低迷にも「監督1年目だから仕方がない」という声もありました。しかし、今年はそうは行かない。
ノムケンの特徴として「負けたら全部選手のせい」という傾向があります。監督として経験不足は仕方がない。しかし全部を選手の責任にして、それで監督して覚悟を持っていると言えるのか。
前任者であるマーティー・ブラウンは「Bクラスならクビ」という契約だったため4年目にクビになりました。ブラウンは打たれても打たれても大竹や永川を使い続けました。ある時、記者団から「いつまで永川をストッパーとして使うのか」と質問されてブラウンは
「他に誰がいるのか?」
と逆質問しました。ノムケンや大野豊を始め、カープOBの評論家連中は大半がブラウン采配に批判的でした。しかし、ブラウンはチームの敗戦について全責任を負って腹をくくっていました。これがノムケンとは大きく違います。
ノムケンが指導者として成長しない理由は「腹をくくってないから」、これにつきます。自分で反省をしないのだから成長するわけがない。そしてその理由は、今のカープでは生え抜きOBである以上、負けても指導者は責任を追及されないからです。事実、ブラウンは契約通りクビになりました。
恐らく来年もノムケン続投という球団方針は不変でしょう。それは100歩譲って認めるとしても、それなら他球団波、いやブラウン並みに
「来年もBクラスならクビ」
としっかり責任を取らせるべきでしょう。そしてその上でコーチングスタッフの入れ替えや戦力補強をするべきです。
しかも横浜ベイスターズの売却交渉は成立間近、という話まで出ています。
横浜売却「今月中に決まる」=巨人渡辺会長が見通し示す-プロ野球(時事通信)
売却先が噂通り横浜に工場があるENEOSだった場合(「週刊文春」9月15日号)、来年以降、横浜は本当に強くなるかもしれません。そうなると本当にカープにとっては危機です。
-----------------------------------------------------------
一方、阪神タイガースの真弓明信監督はBクラスなら解任決定だそうです。また巨人の方も、Bクラスならコーチ陣は大粛清と、渡辺恒雄会長が吠えています。そして今年も戦力外通告の季節到来で、カープは5人の投手が戦力外通告を受けました(菊地原は育成選手として再契約予定)。
神宮球場で緊急調査「真弓解任」虎党は9割賛成(MSN産経)
巨人・渡辺会長「Bクラスなら大粛清(MSN産経)
戦力外の36歳・菊地原 育成で“再出発” (スポニチ)
阪神ファンというより大阪人は「金払うとるから」という理由で野次るのを当たり前と考えます。そういう風潮もありますが、プロなら結果が出なければ首を切られるのは当然のこと。故に腹をくくってやるのは当然です。
しかるに我らがカープのノムケンはどうか。腹をくくっているとは思えんわけです。昨年はチーム低迷にも「監督1年目だから仕方がない」という声もありました。しかし、今年はそうは行かない。
ノムケンの特徴として「負けたら全部選手のせい」という傾向があります。監督として経験不足は仕方がない。しかし全部を選手の責任にして、それで監督して覚悟を持っていると言えるのか。
前任者であるマーティー・ブラウンは「Bクラスならクビ」という契約だったため4年目にクビになりました。ブラウンは打たれても打たれても大竹や永川を使い続けました。ある時、記者団から「いつまで永川をストッパーとして使うのか」と質問されてブラウンは
「他に誰がいるのか?」
と逆質問しました。ノムケンや大野豊を始め、カープOBの評論家連中は大半がブラウン采配に批判的でした。しかし、ブラウンはチームの敗戦について全責任を負って腹をくくっていました。これがノムケンとは大きく違います。
ノムケンが指導者として成長しない理由は「腹をくくってないから」、これにつきます。自分で反省をしないのだから成長するわけがない。そしてその理由は、今のカープでは生え抜きOBである以上、負けても指導者は責任を追及されないからです。事実、ブラウンは契約通りクビになりました。
恐らく来年もノムケン続投という球団方針は不変でしょう。それは100歩譲って認めるとしても、それなら他球団波、いやブラウン並みに
「来年もBクラスならクビ」
としっかり責任を取らせるべきでしょう。そしてその上でコーチングスタッフの入れ替えや戦力補強をするべきです。
しかも横浜ベイスターズの売却交渉は成立間近、という話まで出ています。
横浜売却「今月中に決まる」=巨人渡辺会長が見通し示す-プロ野球(時事通信)
売却先が噂通り横浜に工場があるENEOSだった場合(「週刊文春」9月15日号)、来年以降、横浜は本当に強くなるかもしれません。そうなると本当にカープにとっては危機です。
-----------------------------------------------------------
スポンサーサイト