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ビジョン無きカープ球団の経営。赤字転落は必至。

昨日7日もカープは1-0で負けてこれで8連敗。今シーズン10回目となる1-0の敗戦。これは単に首脳陣の采配が悪い、選手が弱いというレベルの問題ではありません。もっと深い問題です。

「カープ球団は黒字だからいいんだ」

という人がいますが、本当にそうなのか。近い将来、早ければ来年には赤字に転落して経営危機に陥ることが目に見えています。

カープ球団には経営ビジョンや事業計画というものが存在しません。つまり毎年毎年、その場限りの利益だけを求める「行き当たりバッタリ」の経営だということです。広島市議会の平野博昭議員が既に6年前に自身の公式HPで書いてます。

平成17年7月27日『新球場建設とカープの経営方針について』(平野議員HP)

(引用開始)
前回(7月15日)のホームページに続いて、「広島東洋カープの経営方針」について申し上げます。

前回は「経営の透明化や責任ある将来展望を明らかにすべき」ということを申し上げました。このことについて、松田元オーナーは「球団経営の透明化については、これまでも公表しているつもり」と発言しています。しかし、球団経営に係る具体の状況や方針がこれまでオープンにされた実態は見受けられません。

先般、一般には公開されていない㈱広島東洋カープの営業報告書(第49期(平成16年1月1日~平成16年12月31日))を入手しました。わずか10ページばかりの報告書には「営業状況」や「会社の概況」として最低限の指標は掲げられているものの、今後、カープをどのように運営していこうという経営方針は見当たらず、その意気込みも伝わってきません。
(引用終了)

つまりカープ球団は「税金使って球場作ってくれ」と頼みながら、具体的な経営状況や経営ビジョンというものを何も作ってないわけですよ。つまり毎年毎年、「その場限り」ということです。

実際、カープ球団はこの数年間、自力で観客動員や売り上げをアップさせたことはありませんで、すべで「他力本願」です。次のデータで説明します。
(2011年度は個人的な予想。2009年からは本拠地が新球場に移転。)

(各年度) (観客動員数) (売上高)  (黒字額)
2003年   94万人   65億円   8200万円
2004年   98万人   63億円   6600万円     
2005年   105万人   62億円   5000万円 
2006年   101万人   57億円   1450万円
2007年   113万人   62億円   1700万円
2008年   139万人   71億円   2億2千万円
2009年   187万人   117億円   4億円
2010年   160万人   98億円   3億円
2011年   155万人   100億円   4億円

「カープの球団経営は黒字だからいいんだ」という声は根強くあります。が、実際には旧市民球場時代には球団売り上げも黒字も年々、減少する一方だったことが分かります。観客動員数も殆んど増えておりません。2003年から2006年にかけて年間売上高が約9億円も減少し年間黒字も僅か1000万程度と、本当にギリギリのところで黒字を維持していたことが分かります。

そして新球場になってからも実は観客も球団売上も減り続けております。今年2011年の観客動員数は現時点で146万人を記録していますが問題は残り試合数が7試合ということ。

23日の阪神戦は休日で相手が阪神ということ、さらに9月上旬に日程が発表になったことから指定席はほぼ完売状態です。しかしそれ以外の試合は平日、しかも既に消化試合となっていることであまり売れ行きも芳しくなく不入りが予想されます。ということで昨年の160万人を超えるかどうかは困難な状態です。

旧市民球場時代末期のカープは

成績低迷→球団の売上と黒字減少→人件費削減→一層のチーム力低下と人気低迷

という「負の連鎖」を繰り返しましたが、新球場に移ってからも、その「病気」は一向に治っておりません。もし、あのまま旧市民球場を使用していればカープは間違いなく赤字転落して経営破たん寸前まで行ったでしょう。現在のカープ球団の黒字経営は「新球場バブル」以外の何物でもありません。

念のため言うと2007年は若干、売上高・観客数とも増加していますが、これはこの年からセ・パ交流戦が36試合から24試合に削減されたためです(理由は交流戦は儲からないという理由でセ・リーグ球団から削減要望が出たため)。2008年は「市民球場ラストイヤー」でした。そのためシーズン終盤は連日超満員となりました。

人件費抑制というのは、あくまで赤字削減のための「一時しのぎ」であり「手段」に過ぎません。しかしカープの場合は、黒字維持と年俸抑制が「目的」となっています。チームの人気と売上をアップするための方法論というものを全く持っていないんですね。

まともな大企業であれば具体的な裏付けのある事業計画というものを持ってます。例えば「2013年には観客動員200万人、年間売上130億円、年間黒字10億円を達成して優勝を狙える戦力を整備します」という具合です。しかしカープはそういうものがないわけですから、現状は起こるべくして起こったというしかないのです。

このまま行きますとカープは2、3年以内に、早ければ来年には赤字に転落するのは不可避です。ここまでチーム成績が低迷すれば来年以降は、

・年間指定席売上低迷
・球場広告料減少
・テレビ・ラジオ放映権料減少
・観客減少
・グッズ売上減少

等の要因により売上と黒字減少は間違いないでしょう。グッズ売り上げが伸びた原因の一つは新球場移転に伴い、新ユニフォームを採用したおかげですが、そのような「新球場効果」もほぼ終わりに近づいています。


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ご無沙汰しております。

まさに同感です。
平野氏のHPを読みましたが、
昨年神宮10.1の発起人下前さんの論文がH17年当時から引用されており、
危機感をもって警鐘を鳴らす広島市議が当時からいらっしゃたことに驚きました。

本文に触れてありましたが、
成績低迷→球団の売上と黒字減少→人件費削減→一層のチーム力低下と人気低迷

これはまさに続行中の負のスパイラルで遅かれ早かれ破綻が目に見えています。

よそのブログにもコメントしましたが、
勝つ→人気が出る→観客が増える→売上増
これを最初から放棄しているのであれば八百長まがいも同然だと思うのです。

こちらこそご無沙汰です。

>マサオくんさん

おお、お元気でしたか?
その通りです。既に平成17年当時に問題点が指摘されていたんですね。
従って今のカープの惨状は起こるべくして起こったという他ありません。

敢えてオーナーを弁護するならば「八百長」というより本当にプロ球団の経営のノウハウを持ってないのだろうと思います。

読みました。

このままドジャースの二の舞にならなければなあ・・・・・。


オーナーを解任できないのであれば

条件付きで新たなオーナーを探すしかないです。

HISや住生活グループを親会社に招きいて

解任に追い込むことをやるべきです。


なによりもファンの怒りを球団にぶつけることが大事です。

一族支配の球団経営にNOと突き出すべきです。


広島版のジャスミン革命をと言うこと声も少ないながら

いるのは確かです。


是非とも広島版のジャスミン革命を

広島のファンと共に起こしましょう!


起こそうという気持ちがあれば

うちも考えます。

広島版ジャスミン革命

>UYさん

球団所有者は変更できませんが、今のカープ球団のあり方は何としても変えなくてはいけないと思っています。

もし出来ることがあれば、参加したいと思います。
プロフィール

sakochi2634

Author:sakochi2634
小学4年生だった1983年からずっとカープファンですが最近のカープは褒めると負けるので極力、褒めません。貶すとたまに勝ちます。最近はサンフレッチェやアンジュヴィオレも見てます。

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