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カープは変わりつつあるのか、変わろうとしてないのか、どっちなのか?

昨日ドラフト会議がありました。カープは事前予想に反して明治大学の野村祐輔投手を単独で1位指名しました。さらに広陵高校時代、チームメイトだった土生選手も4位指名しました。

以前は競合を避けるなど、「育成球団」の割には「超消極的」と言われたカープのドラフト戦略。しかし、この数年間は変わろうとしているようには見えます。

最大の原因は毎年のように大型投手を上位指名している点。

2006年(高校生ドラフト1位) 前田健太
2007年(大卒社会人ドラフト1位) 篠田純平
2009年 今村猛(選抜優勝投手)
2010年 福井優也(早稲田ビッグ3)
2011年 野村祐輔(大学野球ビッグ3、東京六大学30勝&300奪三振)

こう見ると最近のカープのドラフトって結構思い切ったことをやっているんですね。マエケンは甲子園優勝経験こそありませんが、当時のスカウト連中の評価は「田中将大に匹敵する大物」と言うものだったらしいです。

篠田の場合は本命は楽天の長谷部でしたが、クジで外れて篠田になりました。しかし長谷部が伸び悩んでいるのを見ると、結果的には篠田の方がよかったと言えます(篠田も壁に当たっていますが)。

今村にしろ福井にしろ、あれだけの大型投手をよくまあ単独指名出来た(逆に言えばなぜどこも指名しなかったのか)もんだと感心します。

そして今回の野村。単独指名出来た最大の理由は指名を予告していた楽天、日本ハムが直前で指名回避したためですが、よく指名出来たものだと驚嘆します。

あと評価出来るのは、これまでカープとほとんど縁がなかった早稲田そして明治大学の選手を指名した点。カープ球団の経営を批判ばかりしている私ですが、この点は大いに評価できます。

先発投手陣はようやく駒が揃ってきました。リリーフ陣はやや弱いですが。

後は何と言ってもバッター。栗原に続く長距離打者の育成或いは補強・獲得。今シーズンオフに、この点を解消するような補強をすれば

カープも変わった

と言えるのですが、果たして球団の本気度はどうなのでしょうか。



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球団存続のためにはカープ球団は広島経済界による共有とするべし。

さて数回にわたってカープ球団の経営の問題点、特に松田家による所有と経営の問題について書いて来ました。

もちろん、問題があるからと言って直ちにカープの経営者を変えることはプロ野球のルール上、出来ません。

しかし、松田家単独によるカープ所有は危機管理と言う視点から問題が大きいと見えます。

普通、プロ野球のオーナーと言うのはあくまで球団所有者なんです。経営者ではありません。
一般の株式会社でも株主と経営陣は違いますね。

しかしカープの場合、松田オーナーが株主と社長を兼ねています。つまり所有者と経営者が一緒になっています。これが危険です。何故かと言いますと、これだとオーナー一族がこけると、カープ球団全体がこけることになります。

何より、今のご時世、一企業でプロ野球を持つ方が危険です。これだと親会社が倒れたり、あるいは何か問題を起こすと、球団の経営あるいはチームのイメージに関わります。現に数年前、西武ライオンズはオーナーが逮捕されたりして大問題になりました。

じゃあカープはどうするべきか?プロ野球協約上、所有者は松田オーナー一族でないといけません。しかし経営者あるいは出資者は広島の経済界全体で支えたらいい。これならルール上も問題はないし、安全です。カープの球団経営も安定します。経営陣は各企業から出せばいい。現にサンフレッチェはそうしてます。

プロ野球が生き残るためには、昔のように一企業の宣伝広告塔で終わっていたら、逆に危険です。地元の企業や自治体全体で共有していくしか生き残り策はありません。

カープもそうするしか道はありません。これは待ったなしの選択です。


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マエケンの奪三振王はほぼ確定、栗原の打点王はやや苦しいか?

今日もカープは1-7で阪神に完敗しました。まあ、順位は5位に決まったわけですから、今更順位などどうでもいいわけですが。

今日最大の朗報は、阪神の能見が奪三振5に終わったことでしょう。現時点でマエケンが2個差リード、つまりマエケンの2年連続奪三振王確定です。能見は登板予定はなく、マエケンは25日のヤクルト戦での登板予定もあるでしょうから、まだまだ記録を伸ばすでしょう(もっともタイトル確定したので投げない可能性もあります)。

一方、栗原の打点王。今日も阪神の新井は2打点を挙げて新井が93打点で栗原が87打点で6打点差。カープは残り3試合ですから、ちょっと苦しいですね。栗原が大爆発でもすれば面白いですが。

それより、スポーツ紙では

楽天 広島・栗原獲得熱望のこれだけの理由(スポーツニッポン)

何ていう記事が飛び出てますね。楽天の監督は謀略の名人・星野仙一ですから持って行かれる可能性もあります。

しかし見方を変えると、新井や黒田がいた時も実はカープは万年5位でした。栗原が残留したとして果たして強くなるのか、という保証は全くありません。

栗原の残留云々ではなく、最大の問題は果たしてカープ球団は本気でチームを強くする気があるかないか、ではないでしょうか。


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「中国新聞」の正しい読み方。

広島市に松井一実市長が誕生してから半年。広島市には市民球場跡地利用問題を始め、問題が山積しております。

さて昨日21日の「中国新聞」にこんな記事が載っておりました。


001.jpg


これ、読んでいて「ギャグですか?」と思いました。過去12年間のいきさつ、即ち秋葉市長時代の広島市政と中国新聞の関係を知っている人ならば、皮肉としか思えないし、失笑せざるを得ないでしょう。

新聞が権力を批判する、これは当然のことです。ならば「中国新聞」は広島に於いて、その役割を果たして来たのか?答えは明確にノーです。

「中国新聞」は秋葉市政に於いて「広島市宣伝広報紙」と化していました。これは後で詳しく書きます。

確かに松井市長は官僚出身ですよ。しかし中央官僚出身の自治体首長なんて、どこにでもいます。湯崎英彦・広島県知事もそうですよね。

大体、この記事、基本的な認識不足です。松井市長は厚生労働省(旧労働省出身)の官僚です。数年ほどロンドンの日本大使館で勤務したことはあるようですが。日本の官僚組織というのは完全な縦割り組織で組織が違うと何の関係もありません。

身近な例で考えてみれば分かりますが、ハローワークと税務署は何の関係もありません。日本の外交政策を立案するのは外務省ですが、厚生労働省は社会保障政策や労働政策を立案する場所であり、厚労省の官僚が外務省に支配されることはありません。「中国新聞」は池上彰先生の本でも読んで勉強するべきではないでしょうか。

念のため言うと、私は市長選挙の際は松井市長ではなく別の人を応援していました。

さて「中国新聞」の本音ですが、要するに松井市長が霞が関の官僚出身だから(ついでに言うと自民党だから)批判したいわけです。しかし、市長にしろ地方議員にしろ、選挙に当選すれば権力者なんですよね。

つまり、民間出身だろうが革新政党だろうが一旦選挙に当選すれば「権力者」であり、メディアが監視するのは義務です。しかし「中国新聞」は、それを放棄しているわけです。

記者個人がどんな考えを持とうと運動に参加しようとそれは自由ですが、それは自分のブログやツイッターで行なえばいいことです。新聞社は民間企業とはいえ公共機関と言ってもいい団体です。自分たちの主義主張や運動のために利用することは厳重に慎むべきです。

よく「中国新聞」は松井市長になってから、この記事にしろ、球場問題にしろ議論しろ詩論しろと書きます。しかし市政の問題について殆ど書いてこなかったのは、「中国新聞」自身です。

例えば、現在、広島市には90トン以上に上る大量の折鶴の保管が問題になっています。これは「世界中から送られてきた折鶴を永久保存する」といった、前市長時代の「平和行政偏重市政」の弊害ですが、それについて「中国新聞」は批判することはありません。

「平和、平和」というのなら、球場問題にしても秋葉市長が「平和を祈る場所にする」といって、戦後復興の象徴であった市民球場を市民の意見を聞くことなく、そして跡地利用計画が何一つ決まらないままに解体を強行したことが原因です。そして、それを支持したのは他に「中国新聞」です。

更に言うならば、球場問題が発生した根本的な原因は、最初は「広島市内にサッカー場を建設する(2003年の市長選挙)」と言って、サッカースタジアム推進プロジェクトまで発足させておきながら、手のひらを返したように「市民球場は広場にする」、と言った行き当たりばったりで場当たり的でその場しのぎの市政にあります。

「中国新聞」はこういうことを批判することは絶対ありません。また市民からは球場跡地利用について様々な提案が出ていますが、こういうことを伝えることはありません。

言論機関がこのような「ダブルスタンダード」を堂々と続けていれば、いずれは市民から猛烈なバッシングに遭うことでしょう。いや既に始まっていますが。

追記

さて先日16日、旧日本銀行広島支店に於きまして広島アイデアコンペというのが開かれました。

P2011_1016_165758.jpg

その中で平岡敬・元広島市長は「『平和で飯が食えるのか?』という問いかけに対しても答える必要がある」と話してました。これ、誰かに対する最大限の皮肉だと思います。


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市民球場問題の今後と「なぜ市民球場は消えたか?」

いつ発足するか、分からなかった「旧広島市民球場跡地委員会」は来週24日月曜日に、ようやく第1回の委員会が開催されることに決まりました。

全部で22名の委員です。顔ぶれを見るからに前市長時代と違って一応はバランスが取れているように見えます。取り敢えずは地元に関係ある人をバランスよく選んでいるようです。

が、期待半分不安半分です。この委員会、意見を出すだけで拘束力はないそうです。じゃあ、もっとたくさん、いろんな人を選べばいいだろうと思います。

「サッカー場を作ってください」「公園と広場じゃないとだめだ、球場なんかとんでもない」

いろんな人を選んで好きなことを言わせればいいと思います。特に広島市緑化委員会で野球場は平和に馴染まないと言い放った広島大学の先生でも選べばいいでしょう。いや、嫌がらせではなく本当に。

いろんな意見を聞けば、自ずと球場問題の本質が分かってくると思います。2回目以降は不明ですが第1回は夕方以降に市民公開の下に行なうようです。それなら参加者に言いたいことを言ってもらった方がいいでしょう。

ちなみに私の意見は4万人収容可能で屋内プールを備えたサッカー場建設です。そして市民球場から本町住宅地までを含む中央公園全体をスポーツと文化施設のエリアにすることです。これは今後、詳しく書いて行きます。

さて、市民球場はまだ形は残っていますが、日に日に姿を消しています。来年2月には完全に無くなる予定です。菓子博覧会の会場として使用された後は、跡地利用が決まるまで公園として暫定使用される予定だそうです(「日本経済新聞」広島版9月28日付)。

市民球場が解体された本当の理由。それは「球場の老朽化」とか「維持費がかかる」というものではありません。それはあくまで表向きの理由。

本当は役所・経済界・マスコミの三者が一体となった利権とか、広島市議会内部の権力闘争とか、いろんなことがあります。それらの真相はいずれ公になるでしょう。

しかし本当の理由は市民の無関心です。市民というのは自分の身の回りのこと以外は本当に興味がありません。自宅前のごみ置き場にカラスや野良猫がたかるとか、目の前の問題には関心を持ちます。

街づくりをどうするべきか?といった大きな問題には関心も無ければ意見もありません。

もちろん、市民球場を保存活用しようという広島市民の声はありました。しかし市民球場の話をしても、

「新球場が出来たから球場は二つもいらない」

という考えの人が少なくなかったことも事実です。市民球場があることで広島市の中心部に賑わいと活気が生まれました。あるいはカープの試合だけでなくアマチュア野球の聖地であったことや以前にはサッカー会場になるなど、広島のスポーツ振興の役割も果たしていました。

「球場は二つもいらない」

という声には、このような視点は全くありません。要するに街づくりなんか、どうでもいい、ということです。

大体、地方選挙というのは国政選挙に比べると投票率が低いです。市民が身近な地方自治に関心がないわけですから、議員だって一般市民よりも、政治に利害関係のある人達や組織・団体の言うことに耳を傾けるのは当然でしょう。私が議員でも、選挙に行かない一般市民よりも応援してくれる人の言うことを聞きます。

結構、メディアでは「役所が悪い、議員が悪い」ということを繰り返します。別に私は彼らを免責するつもりはありません。

ですが、いつまでもそんな手前勝手な理屈は通用しないでしょう。本当に市民のための地方政治を実現しようと思えば、「市民」の方も変わらなくては、ダメです。


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野村謙二郎とマーティー・ブラウン、監督としての違い。

カープは今年もBクラスで14年連続Bクラスが決定しましたがノムケンこと野村謙二郎監督の続投はほぼ確定的です。

一方、阪神タイガースの真弓明信監督はBクラスなら解任決定だそうです。また巨人の方も、Bクラスならコーチ陣は大粛清と、渡辺恒雄会長が吠えています。そして今年も戦力外通告の季節到来で、カープは5人の投手が戦力外通告を受けました(菊地原は育成選手として再契約予定)。

神宮球場で緊急調査「真弓解任」虎党は9割賛成(MSN産経)

巨人・渡辺会長「Bクラスなら大粛清(MSN産経)

戦力外の36歳・菊地原 育成で“再出発” (スポニチ)

阪神ファンというより大阪人は「金払うとるから」という理由で野次るのを当たり前と考えます。そういう風潮もありますが、プロなら結果が出なければ首を切られるのは当然のこと。故に腹をくくってやるのは当然です。

しかるに我らがカープのノムケンはどうか。腹をくくっているとは思えんわけです。昨年はチーム低迷にも「監督1年目だから仕方がない」という声もありました。しかし、今年はそうは行かない。

ノムケンの特徴として「負けたら全部選手のせい」という傾向があります。監督として経験不足は仕方がない。しかし全部を選手の責任にして、それで監督して覚悟を持っていると言えるのか。

前任者であるマーティー・ブラウンは「Bクラスならクビ」という契約だったため4年目にクビになりました。ブラウンは打たれても打たれても大竹や永川を使い続けました。ある時、記者団から「いつまで永川をストッパーとして使うのか」と質問されてブラウンは

「他に誰がいるのか?」

と逆質問しました。ノムケンや大野豊を始め、カープOBの評論家連中は大半がブラウン采配に批判的でした。しかし、ブラウンはチームの敗戦について全責任を負って腹をくくっていました。これがノムケンとは大きく違います。

ノムケンが指導者として成長しない理由は「腹をくくってないから」、これにつきます。自分で反省をしないのだから成長するわけがない。そしてその理由は、今のカープでは生え抜きOBである以上、負けても指導者は責任を追及されないからです。事実、ブラウンは契約通りクビになりました。

恐らく来年もノムケン続投という球団方針は不変でしょう。それは100歩譲って認めるとしても、それなら他球団波、いやブラウン並みに

「来年もBクラスならクビ」

としっかり責任を取らせるべきでしょう。そしてその上でコーチングスタッフの入れ替えや戦力補強をするべきです。

しかも横浜ベイスターズの売却交渉は成立間近、という話まで出ています。

横浜売却「今月中に決まる」=巨人渡辺会長が見通し示す-プロ野球(時事通信)

売却先が噂通り横浜に工場があるENEOSだった場合(「週刊文春」9月15日号)、来年以降、横浜は本当に強くなるかもしれません。そうなると本当にカープにとっては危機です。


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カープのネックは「右の大砲」「三塁手」

昨日はマエケンが勝ってようやく10勝に到達しました。それだけでなく奪三振数も173個。阪神の能見と並んでトップです。阪神の方が残り試合が4試合多いので、どうかと思いますが、タイトル目指して頑張って欲しいところです。

さて、宮崎では毎年恒例の2軍選手によるフェニックスリーグが開かれております。カープ2軍は監督が代わって「心機一転」したのか(監督代行は内田順三)3試合戦って2勝1分け。確か去年もフェニックスリーグはそこそこ調子よかった気もしますが、2軍とは言え勝って欲しいものです。

ところでカープの1軍、問題だらけで足りないものだらけですが、「右の大砲」と「三塁手」。これが足りません。というかいません。

右の大砲は栗原しかいません。長打力のある三塁手もいません。今のところ、ファームで候補者を探すとなると申成鉉、堂林ですか。

堂林は1年目の昨年は7本塁打を打って今年は期待されましたが、僅か1本塁打に終わりました。やはりプロの壁にぶつかりましたか。

そして堂林とポジションが被るのが来年で4年目の申成鉉です。高校時代はショートでしたがプロ入りして三塁になりました。

しかし、カープ2軍は球団の方針で2塁・庄司、3塁・堂林、遊撃・安部と決まっています。そのため、申成鉉はポジションが一定していません。試合に出る度に守備位置が変わってます。

まあ、打撃も結構不安定なので、定位置をつかめないのは仕方ありませんが、チーム編成上、ポジションを固定した方がいいような気もします。

ちなみに昨年のフェニックスリーグでは松山と申成鉉が1塁とレフトを交互に守りました。今年は申成鉉がレフトを守っています。肩も強いし走力もまあまあなので、レフトに固定した方がいいのではないでしょうか。

勿論、他にも選手は一杯いるので結局は競争になりますが、やはり長打力のある選手育成は急務です。


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WBC参加問題は「ゼニカネ」問題に非ず。対等な日米野球界作りにある。

2013年春に開催予定のWBC(ワールドベースボールクラシック)に日本が参加するだの、しないだので数か月前から日米間で揉めております。

さてこのWBC問題、「週刊ベースボール(10月3日号)」のアンケートによると野球場のプロ野球ファンの56パーセントが「知らない」と答えたそうです(8月31日~9月18日に実施)。つまり、あまり知名度高くないということです。

一方で、日本プロ野球選手会はWBCの運営会社であるWBCIに「スポンサー権をよこせ」と要求しているとか、一見して「単なるカネの問題」と思い込みがちです。

しかし実は、そう単純な問題ではありません。本当の目的は「日米野球界同士で対等なルール作りを行う」、ここにあります。

何故、ここに来ていきなりプロ野球選手会が「WBCスポンサー権」の問題を言い出したか。また、普段は仲が悪いプロ野球オーナーサークルと選手会が、なぜこの問題では意見が一致しているのか。最終的には「日米野球界の間の不公平を解消する」という共通の目的があるからです。

例えばFAによる移籍の際、国内FAでは移籍金と補償選手が必要になりますが、海外移籍の場合は生じません。

そもそも何故、加藤良三氏をプロ野球コミッショナーとして招へいしたか。ここに深い意味があります。加藤氏は外務省出身で元駐米大使でありメジャーリーグ通としても知られています。アメリカとの間にはパイプもあります。そこでMLB側と対等に話が出来る人物ということで加藤氏がコミッショナーに選出されたわけです。

つまり今回の「WBC問題」は突然言い出したわけではなく、それなりに準備をしたうえでの行動なんですね。プロ野球界にしては、珍しく用意周到な行動です。選手会は今になって突然言い出したわけではなく、前から指摘してきたわけです。

日本プロ野球選手会WBC問題

日本のメディアの多くは以上の真相についてあまり伝えていませんし深く掘り下げて報道もしてません。あるいは識者と言われる人の中には「選手会の主張は金目的」と堂々と言う「スポーツ経営研究者」がいますね。例えばこれです。

日本「不参加も辞さず」 2013年大会 収益分配で折り合わず

選手会は「選手会に金を寄こせ」などとは一言も言っておりません。サッカー界のようにしろと言っているだけです。サッカーW杯の場合、FIFAスポンサーと日本サッカー協会スポンサーは全く別物です。例えばキリンビールはあくまでサッカー日本代表(=日本サッカー協会)のスポンサーです。

しかしWBCの場合は全てを運営会社WBCIに納付しないといけない。これをやめて、NPBにも払えるようにしろ、と言っているに過ぎません。だからこそ、オーナー会議は選手会を後押ししているのです。スポーツ経営研究者だったら、もっとましな研究をしなさい、と言いたい。

そしてWBC参加問題ですが最終的には日本の要求が通ります。何故かというとWBCは日本抜きでは成立しえない大会だからです。WBCの本質はMLBとMLB選手会によるイベント、もっというと日本の選手の見本市です。

MLBの真の目的は日本市場の開拓にあります。優秀な日本の選手を続々獲得する。そうすると日本ではMLBの放映権、グッズ販売、そして日本での公式戦開催などの「利権」が生まれます。そのためのWBCです。

そういうMLBの「真の狙い」を知っているからこそ、日本側は「参加拒否」という「外交カード」を切ったわけです。これも元外交官である加藤良三コミッショナーという後ろ盾があればこそです。現にMLB側は最初は回答期限は9月30日と言いましたが、直前になって延期しました。MLBも本音は日本がボイコットしたら困るわけです。

無論、これは駆け引きと外交交渉ですから、そう簡単に「はい、スポンサー権を日本にお譲りします」なんていう訳がないでしょう。

それは置いといて、このWBC問題というのは、

1.日米野球界の対等なルールと環境作り
2.そのための第一歩として資金源であるWBCのスポンサー料を押さえる

という「隠れた問題」があるのです。


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もはやカープの勝ち負けなんかどうでもいいです。来年のビジョンを明らかにしてください。

今日も3-0でリードしながら最後は逆転サヨナラ負けですか。
しかし、もはやカープの勝ち負けには今日にありません。栗原の首位打者&打点王には大いに興味ありますが。

勝てない原因はチーム作りです。育成球団を唱えながら選手獲得やコーチングスタッフにはろくな投資をせずに(年間数億円の黒字を出しながら)、選手の頑張りとファンの声援だけに期待するチーム作り。

全てが他力本願です。これじゃあ勝てるわけがありませんよ。

他球団では、戦力外通告やコーチの退団ニュースが相次いでます。カープの来年のコーチ編成はどうするんでしょうか?まさか、このままでは来年も、お先真っ暗ですが、やっぱり性懲りもなく同じ失敗を繰り返しそうですね。


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ビジョン無きカープ球団の経営。赤字転落は必至。

昨日7日もカープは1-0で負けてこれで8連敗。今シーズン10回目となる1-0の敗戦。これは単に首脳陣の采配が悪い、選手が弱いというレベルの問題ではありません。もっと深い問題です。

「カープ球団は黒字だからいいんだ」

という人がいますが、本当にそうなのか。近い将来、早ければ来年には赤字に転落して経営危機に陥ることが目に見えています。

カープ球団には経営ビジョンや事業計画というものが存在しません。つまり毎年毎年、その場限りの利益だけを求める「行き当たりバッタリ」の経営だということです。広島市議会の平野博昭議員が既に6年前に自身の公式HPで書いてます。

平成17年7月27日『新球場建設とカープの経営方針について』(平野議員HP)

(引用開始)
前回(7月15日)のホームページに続いて、「広島東洋カープの経営方針」について申し上げます。

前回は「経営の透明化や責任ある将来展望を明らかにすべき」ということを申し上げました。このことについて、松田元オーナーは「球団経営の透明化については、これまでも公表しているつもり」と発言しています。しかし、球団経営に係る具体の状況や方針がこれまでオープンにされた実態は見受けられません。

先般、一般には公開されていない㈱広島東洋カープの営業報告書(第49期(平成16年1月1日~平成16年12月31日))を入手しました。わずか10ページばかりの報告書には「営業状況」や「会社の概況」として最低限の指標は掲げられているものの、今後、カープをどのように運営していこうという経営方針は見当たらず、その意気込みも伝わってきません。
(引用終了)

つまりカープ球団は「税金使って球場作ってくれ」と頼みながら、具体的な経営状況や経営ビジョンというものを何も作ってないわけですよ。つまり毎年毎年、「その場限り」ということです。

実際、カープ球団はこの数年間、自力で観客動員や売り上げをアップさせたことはありませんで、すべで「他力本願」です。次のデータで説明します。
(2011年度は個人的な予想。2009年からは本拠地が新球場に移転。)

(各年度) (観客動員数) (売上高)  (黒字額)
2003年   94万人   65億円   8200万円
2004年   98万人   63億円   6600万円     
2005年   105万人   62億円   5000万円 
2006年   101万人   57億円   1450万円
2007年   113万人   62億円   1700万円
2008年   139万人   71億円   2億2千万円
2009年   187万人   117億円   4億円
2010年   160万人   98億円   3億円
2011年   155万人   100億円   4億円

「カープの球団経営は黒字だからいいんだ」という声は根強くあります。が、実際には旧市民球場時代には球団売り上げも黒字も年々、減少する一方だったことが分かります。観客動員数も殆んど増えておりません。2003年から2006年にかけて年間売上高が約9億円も減少し年間黒字も僅か1000万程度と、本当にギリギリのところで黒字を維持していたことが分かります。

そして新球場になってからも実は観客も球団売上も減り続けております。今年2011年の観客動員数は現時点で146万人を記録していますが問題は残り試合数が7試合ということ。

23日の阪神戦は休日で相手が阪神ということ、さらに9月上旬に日程が発表になったことから指定席はほぼ完売状態です。しかしそれ以外の試合は平日、しかも既に消化試合となっていることであまり売れ行きも芳しくなく不入りが予想されます。ということで昨年の160万人を超えるかどうかは困難な状態です。

旧市民球場時代末期のカープは

成績低迷→球団の売上と黒字減少→人件費削減→一層のチーム力低下と人気低迷

という「負の連鎖」を繰り返しましたが、新球場に移ってからも、その「病気」は一向に治っておりません。もし、あのまま旧市民球場を使用していればカープは間違いなく赤字転落して経営破たん寸前まで行ったでしょう。現在のカープ球団の黒字経営は「新球場バブル」以外の何物でもありません。

念のため言うと2007年は若干、売上高・観客数とも増加していますが、これはこの年からセ・パ交流戦が36試合から24試合に削減されたためです(理由は交流戦は儲からないという理由でセ・リーグ球団から削減要望が出たため)。2008年は「市民球場ラストイヤー」でした。そのためシーズン終盤は連日超満員となりました。

人件費抑制というのは、あくまで赤字削減のための「一時しのぎ」であり「手段」に過ぎません。しかしカープの場合は、黒字維持と年俸抑制が「目的」となっています。チームの人気と売上をアップするための方法論というものを全く持っていないんですね。

まともな大企業であれば具体的な裏付けのある事業計画というものを持ってます。例えば「2013年には観客動員200万人、年間売上130億円、年間黒字10億円を達成して優勝を狙える戦力を整備します」という具合です。しかしカープはそういうものがないわけですから、現状は起こるべくして起こったというしかないのです。

このまま行きますとカープは2、3年以内に、早ければ来年には赤字に転落するのは不可避です。ここまでチーム成績が低迷すれば来年以降は、

・年間指定席売上低迷
・球場広告料減少
・テレビ・ラジオ放映権料減少
・観客減少
・グッズ売上減少

等の要因により売上と黒字減少は間違いないでしょう。グッズ売り上げが伸びた原因の一つは新球場移転に伴い、新ユニフォームを採用したおかげですが、そのような「新球場効果」もほぼ終わりに近づいています。


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何故、横浜ベイスターズは売却出来ないか?

なんか、この時期になると選手の引退や監督の交代と並んで、毎年恒例のニュースとなってきましたね、横浜ベイスターズの売却問題。結局のところ、来年もTBSHDが保有する見通しです。

来季も保有の公算、ベイ売却めぐりTBSホールディングス/横浜(カナロコ)

そもそも昨年以来、何社もの企業名が上がりながら、売却話が破談に終わった理由は何のか。結局のところ、日本のプロ野球自体が、有名な大企業以外の参入を事実上拒否しているというところに行きつきます。

実際、日本プロ野球協約とJリーグ規約を比較すればよく分かりますね。

日本プロ野球協約

Jリーグ規約

野球協約の31条から36条の9、並びにJリーグ規約19条から20条の3まで比較してみましょう。

プロ野球の場合、新規参入企業または球団を承認するのは12球団オーナー会議で加盟金は30億円。一方、Jリーグの場合、審査するのはJリーグ事務局、入会金はJ1で6000万円、年会費は4000万円です(プロ野球の場合、年会費は1億円)。

更にプロ野球の場合、承認するのは12球団オーナー会議と言っても現実には巨人の渡辺恒雄会長です。その渡辺会長は横浜の売却問題に関して

「松下とかソニーとか日立とか、ああいう安定した一流企業が(球団を)持ってくれるのがいちばん望ましいがね。そうでなけりゃ、朝日新聞だよ」

と言ってます。

巨人・渡辺会長、DeNA知らなかった「松下とか一流企業が一番」(サンケイスポーツ)

事実上の「球界のドン」が「一流企業以外はダメ」と言うのですから、本当に一流企業以外はダメでしょう。横浜に関しては家電のノジマなどの名前も出ましたが、金額以前の問題として、その都市や地域だけのローカルな企業はプロ野球には参入出来ません。

私は何度も松田家による経営を批判して来ましたが、広島に於いて松田家だけがカープを所有出来る本当の理由は、広島に於いて日本全国に通用する唯一の巨大企業は自動車会社「マツダ」であり、松田家はその創業者一族だからです。

要するに金と権力両方揃えた企業と経営者以外はダメ、プロ野球を持つな、と言うことです。

つまり、いくらやる気と能力があっても金と権力を持ってない新興企業やベンチャー企業、そしてローカル企業はプロ野球を持ったり経営に参加することは出来ない。

ただし、楽天とかソフトバンクとかは新興企業でも巨大企業で経営者が世界に名が知れたカリスマ経営者ですから入れざるを得ない。これがプロ野球の実態です。

元々、プロ野球自体が、新聞社とか映画会社などメディアの宣伝目的で始めたものですから権力志向になるのはある意味仕方ないことです。新聞なんて本当に権力機関ですから。

まあしかし、カープに限らず、こういう閉鎖的な鎖国社会は近いうちに衰退していくでしょう。よく人気球団やそのファンらは盛んに「自由競争」を口にしますが所詮は一部球団と大企業だけに都合のいい論理に過ぎませんから。「真の自由競争」ではありません。偽物は必ず崩壊します。

プロ野球の人気が衰退している理由の一つは、こういうところにもあるのですが、マスコミはこういうところは批判しませんね。まあ自分たちが権力者だからでしょうか。世の中の問題について書くのが真のジャーナリズムのはずです。


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先発投手不足なのに今井は敗戦処理?ビジョンも何もないカープ。

昨日もカープは逆転負けで、これは5連敗。この時期に中日相手に完敗というのは普通の話ですから、珍しくもなんともありません。

それよりもアホらしいのは今井を敗戦処理として投入したこと。

これ、何の意図があるのでしょうか?今井は先月25日の横浜戦で先発してフラフラながらも6イニングを投げて2年ぶりの勝利を収めました。これで先発ローテ入りかと思ったら、敗戦処理に逆戻りですか。

今のカープは先発投手が足りません。大竹が戻って来ても先発はマエケン、バリントン、福井、ジオ、大竹と5人しかおりません。

もはやCSなんか無理です。さらにこれから9連戦で先発投手も足りません。来年に向けて選手層の底上げも必要なはず。一体、何を目指して選手を起用しているのでしょうか。

球団経営も選手起用も行き当たりバッタリのカープ。もはやカープは「育成球団」を標榜する資格はありません。


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カープの「常識」はプロ野球界の「非常識」

あまり人様のことを言える有様ではありませんが、カープに負けず劣らず阪神タイガースも深刻な状況なようです。これまたCSは絶望的状況のようです。

マスコミそして阪神ファンの圧倒的な声は

「阪神勝てんのは真弓のヘボ采配のせい」

というものです。しかし私に言わせれば、監督采配ではなくチーム作りに問題があると思います。チーム編成があまりに外部補強に頼り過ぎてます。打線で生え抜きレギュラーは鳥谷だけです。

まあFA等で獲得した選手は、それなりに活躍してますから、補強はほぼ成功しているわけですが、逆に言うとドラフトでの育成はあまり上手く行ってないということです。

この辺が巨人や中日との差だと思います。巨人・中日は足の速い若手選手も多く結構、小技も使いますが、阪神の場合、打つだけの選手が多いです。この辺も顔ぶれの割には打てない原因だと思います。

それはともかく、昨日2日、甲子園球場での試合を視察した阪神の坂井オーナーに容赦ない批判が浴びせられたそうです。

坂井オーナー、虎党から説教「いつまで真弓にやらせとんや!」(スポーツナビ)

坂井オーナー、虎党から説教食らった (デイリースポーツ)

虎党キレた 坂井オーナーに「ふざけるな」(日刊スポーツ)

先日9月19日、マツダスタジアムであった対阪神戦を見に行った時の話です。2階席3塁側のスカイシートで見ましたが、後ろの阪神ファンからは真弓監督がベンチを出て投手交代を告げた時に、

「ピッチャーやのうて、お前が変わらんかい!」

という痛烈なヤジが飛んでました。

念のため言うと、以前にも書いた通り、プロ野球協約上、松田オーナーを辞めさせることは出来ません。また野村監督が辞任したとしても現有戦力では厳しいでしょう(今よりはマシかもしれませんが)。

それはともかく、プロ野球の世界では負ければファンから罵声を浴びるというのは、普通のことです。広島ではリアルな世界で監督やオーナーの辞任を求める声は出ることがありません(厳密に言うと言えない)。

カープと広島の「常識」は日本プロ野球の「非常識」と言っても言い過ぎではありませんね。


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「カープは黒字経営」は数字のトリック。「単年度黒字主義」は破綻寸前。

広島カープ球団は1975年以来、36年連続で黒字を出しています。普通の企業なら

「良くやったじゃないか、偉いじゃないか」

と褒められるのが普通です。これが松田家によるカープ経営が評価され支持される理由です。

しかし実はこれは数字上のトリックなんですね。

毎年3月に「株式会社広島東洋カープ」が発表する数字は年間トータルの数字です。そのため、1試合単位あるいは1月単位の収支というのは分かりません。そして、くどいようですがカープは非公開会社でありプロ野球には各球団の経営状況公表義務がないので役員報酬等、肝心な数字は闇のままです。

1試合単位でも黒字赤字というのはあります。観客が多ければ儲かるし少ないと儲けは少ない。下手をするとあまりに観客が少ないと赤字の可能性もあります。あくまで想像ですが1万人ぐらいでは赤字になるのではないかと思われます。

そして一月単位でも赤字黒字はあります。

これが何の意味があるかというと、何故観客が増えたか、あるいは減ったか、その原因を分析するために必要なんですね。

市民球場時代終わり頃のカープというのは8月は夏休みですから満員ですが、9月10月になるとスタンドはガラガラでした。理由は簡単でほとんど5位が指定席で優勝もCSも縁がなかったからです。

確かに年間通して計算したらカープは黒字でした。しかし、細かい内容が分からないわけです。例えば8月は5000万円の黒字だったが9月は2000万円の赤字、10月は1000万円の赤字だったとします。それでも全体では2000万円の黒字と計上されます。しかし、儲けが3000万円減ったということは外部には分かりません。勿論、その理由が「カープが弱いから客が減った」などということは一切言いません。

これが「数字のトリック」です。表面上の売り上げや収支を見ても何も分からないのです。

そしてカープ球団による、何が何でも黒字経営に固執する「単年度黒字主義」は実は「負の連鎖」を起こして既に行き詰まっています。

新球場元年の2009年は観客動員187万人、年間売上117億円といずれも史上最高を記録しました。しかし、2010年は160万人、98億円と大幅に減少しました。入場料とグッズ販売が各7億円、飲食収入が4億円の減少を記録しました。

理由は言うまでもありません。昨年は開幕から7連敗を記録するなど春先からチームが低迷したためですが、その原因は球団が補強をサボったためです。つまり市民球場時代末期の、

「経営難で選手の年俸削減→戦力低下でチームの成績低下→ファンの興味が削がれて観客減で収入減→さらなる年俸カットでますます戦力低下」

という「負の連鎖」を延々と繰り返す一方なんです。新球場に移転しても一向に解決しない。

球団は「お金をかけねないで育てる」「新球場になって経費が増えた」といいますが、じゃあいつになったら選手が一人前になるのか、あるいは何年度には経営が安定するのか、何も説明もビジョンもないんですね。

勿論、選手の年俸が上昇して経営が苦しくなったから年俸をカットするという手段はあります。しかし、それはあくまで一時しのぎの方法でしかない。カープの場合は、それが普通になっているのが問題です。要するに目先しか見ていない。

このような体質が変わらない限り、残念ながら来年以降も「負の連鎖」は続き、チームはジリ貧状態になるのは間違いありません。

もっと深刻なことは広島では誰もこのことを指摘しないんですね(厳密には出来ない)。何度も言うように一切の批判を許さない組織は内部から崩壊していくだけです。

あと球団擁護の意見についても一言。よく聞くものに、

「カープが強かった時代でも観客が少なかった」

というものがあります。確かに古葉監督時代末期、あるいは阿南監督時代のカープは年間観客動員数が100万人程度しかありませんで、これはいつもセ・リーグ最低を記録していました。

が、過去は過去です。2008年は市民球場ラストイヤーでもあり最後までCS争いをした結果、9月は市民球場は連日満員で球団史上2位となる139万人を記録しました。

新球場元年となった2009年も新球場ムードの他に最後までCS争いをしたため8月9月は連日満員で、カープ球団史上最多となる187万人を記録しました。さらに12球団中6位まで記録しました。

しかし結果は2008年は4位、2009年は5位に終わりました。つまり、


「『カープが勝っても客が入らず儲からない』というのは完全なるデッチ上げである」

ことが判明したわけです。さらにファンがいくら声援を送ってもチームは勝てないということが世間に周知の事実となったわけです。

メディアを使ったカープ球団による自己弁護は今でも時々、行われていますが、その大半は根拠がありません。根拠のない話をしても、疑われるだけであることを球団関係者は肝に銘ずるべきでしょう。



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「CS進出」の亡霊と山崎2軍監督辞任とコーチの人材難。

今日もカープは逆転負けで4連敗で借金12。昨日と同じように終盤にリリーフ投手が打ち込まれての大量失点です。

未だにカープ首脳陣は「CS進出を諦めない」という亡霊に取りつかれているんでしょうか。あるいは、球団幹部から「何が何でも勝て」と厳命されているのでしょうか。そんな気がしてならない今日の選手起用でした。

先ず先発メンバー。5番レフト迎です。確かに松山はチャンスで凡退することが多いです。相手はサウスポーの内海でした。

しかしカープに足りないのは長打力のある選手です。現状、栗原以外で潜在的にでも長打力ある選手は松山しかいません。数字を見ても決して左に弱いとは言えません。実際、今年の松山は9月30日現在で左投手に対して18打数6安打1打点を記録してます。

そして大竹を5回で降板させたのは仕方ないですが問題はその後の永川です。2イニング目に入った途端に制球を乱して打たれました。元々、永川はコントロール悪いです。現状でも調子は万全とは言えません。過去の実績を考えたらサファテも豊田も横山もいない現状では永川しかいません。

しかし、もうCSは無理なんです。それに今日は大島を1軍に上げてます。一体、首脳陣は何を意図して選手を使っているのでしょうか。更に昨日、登板したソリアーノを2軍に落としました。じゃあ何で1軍に上げたんでしょうか。

どうも「CSを諦めない」とか、耳触りはいいが、要するに球団や地元メディアに対するメンツで選手を使っているとしか思えないわけです。

そして山崎2軍監督が辞任しました。今年は1軍2軍揃って大幅なコーチングスタッフの入れ替えは避けられないでしょう。カープは1軍も問題ですが2軍はもっと問題です。3年連続ウエスタンリーグで最下位ですからね。

では誰が2軍監督をするのか。千葉ロッテは高橋慶彦が2軍監督を退任しましたし中日も落合監督の辞任に伴ってコーチは大幅な入れ替えがあるでしょう。日本ハムも梨田監督が退任したのでコーチの退団があるはずです。

今のカープは監督だけでなくコーチの大半が実績不足です。全く指導者経験のない野村謙二郎を監督にするのであればせめてコーチは実績のある人間を置くべきでしょう。人材は球界にいくらでもいます。

昨年1年間で十分懲りたはずですが、カープ球団はコーチングスタッフの入れ替えを殆んどしませんでした。球団は来年も性懲りもなく

「選手も指導者も育てて勝つ」

と言い続けるのでしょうか。どうもそんな雰囲気がプンプン漂います。


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Author:sakochi2634
小学4年生だった1983年からずっとカープファンですが最近のカープは褒めると負けるので極力、褒めません。貶すとたまに勝ちます。最近はサンフレッチェやアンジュヴィオレも見てます。

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